虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)
虚空蔵菩薩
(こくうぞうぼさつ)
...成績向上 知識・智慧 学問
(丑・寅年生まれの守護仏)
〈以下、仏像ワールドさまより転載〉
虚空蔵菩薩...無限の知恵と慈悲の心を人々に与える菩薩
■虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)とは?
虚空蔵とは宇宙のような無限の知恵と慈悲が収まっている蔵(貯蔵庫)を意味し、人々の願えを叶えるために蔵から取り出して知恵や記憶力、知識を与えてくれるとされています。
真言宗の開祖・弘法大師は虚空蔵菩薩の真言を100万遍唱えるという虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を行ったそうですよ。無限の記憶力がつき、仏の知恵を体得することができるといわれています。求聞持法の本尊像のほかに、増益(ぞうやく)や除災を願って行う修法の本尊である五大虚空蔵菩薩があります。これは虚空蔵菩薩の持つ智恵を5方に配し、金剛界五仏の変化した姿としたものです。
■ご利益
成績向上、記憶力増進、頭脳明晰、商売繁盛、技芸向上のご利益があります。また、丑・寅年の守り本尊です。丑・寅年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれています。
■虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)の像容
1つの顔に2本の腕を持つ、菩薩形の像です。右手に剣、左手に如意宝珠を持っているのが一般的です。五仏宝冠を戴いた坐像として表現されます。
■有名寺院と像
・京都府:東寺
■虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)の真言
オン・バサラ・アラタンノウ・オン・タラク・ソワカ