
愛染明王(あいぜんみょうおう)
愛染明王(あいぜんみょうおう)
...恋愛運 愛情
〈以下、仏像ワールドさまより転載〉
愛染明王...東洋の恋愛の神様。
愛欲を仏の悟りに変える力を持つ
■愛染明王(あいぜんみょうおう)とは?
仏教(顕教)では愛欲は煩悩の1つであり、煩悩を捨てることが悟りを開く道であるとされていまし
た。しかし密教では「煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)」といって、煩悩があるからこそ、人々から悟りを求める心が生まれると考えられています。その教え
を象徴したのが愛染明王であり、愛欲・煩悩を悟りを求める心に導き、様々な悩みを救ってくれるとされています。
ちなみに戦国武将・直江兼継の頭兜には「愛」の文字の前立てがあることで有名です。「愛」の1字は愛染明王から取ったとする説がありますよ。

■ご利益
良縁、結婚成就、夫婦円満、無病息災、延命、戦勝、染物屋・水商売守護のご利益があるとされています。
■愛染明王(あいぜんみょうおう)の像容
全身赤色で、3つの目に6本の手があるのが一般的です。西洋の愛の神・キューピッドと同じで弓矢を持っています。
■有名寺院と像
- 奈良県:西大寺
- 京都府:仁和寺
- 和歌山県:金剛峯寺
■愛染明王(あいぜんみょうおう)の真言
オン・マカラギャ・バザロウシュニシャ・バザラサトバ・ジャクウン・バンコク